リースバックについて
2021年10月04日
リースバックについて
リースバックについて
◇リースバックは、売却後も自宅に住み続けることができるサービスです。
老後資金や住宅ローンの返済、医療費といった資金が必要な方に、
ここ数年で認知が広がってきています。
しかし、リースバックという言葉を聞くけど、そもそもどんな仕組みなのか、
どんな人に向いているのかよく分からない方も多いのではないのでしょうか。
「自身の悩みにリースバックが有効なのか気になる」
「リースバックをしようと思うがどんなデメリットがあるのか心配」
という方に向けて、今回は、リースバックの仕組みやメリット・デメリットをご説明します。
リースバックは別名「セール&リースバック」とも呼ばれ、
不動産を売却して借り直す手法を意味しています。
自宅など所有権のある不動産を第三者(主に不動産会社や投資家)に売却して、
売却先と賃貸借契約を締結することで同じ物件に住み続けることができる仕組みです。
つまり不動産の売却と賃貸を組み合わせた仕組みなのです。
不動産を「売却」することで、まとまった資金を得ることができます。
そして、「賃貸」することで自宅に住み続けることができます。
◇リースバック利用者が近年増えている背景
ここ数年でリースバックの利用者が増えており、国土交通省
「住生活関連産業や新技術等を巡る状況についてまちづくりを巡る状況について」
によると、リースバックの取引件数が前年対比で2倍以上増えており、
持ち家比率の高い世代のニーズが拡大しています。
上記のような背景から今後もニーズバックの需要は増えていくことが予想されます。
【リースバックのメリット】
1,売却後も自宅に住み続けられる
2,短期間で自宅を現金化できる
3,物件の売却を考えていることを周囲に知られずに済む
4,ランニングコストを軽減できる
5,将来的に再購入(買戻し)も検討可能
【リースバックのデメリット】
1,売却価格は相場よりも安くなる傾向にある
2,賃貸借期間は無期限ではない
3,家賃が相場よりも高い場合がある
4,売却金額がローンを下回る場合は利用できない(アンダーローン)
5,物件の所有権が買取業者に移転する